DTM考察– category –
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ストリング系物理音源 SWAMにIR(Impulse Response)が追加されたことについて(その2)
DTM考察
ストリング系物理音源 SWAMにv.3.10でIR(Impulse Response)が追加されたようですので、自分なりに調べてみたことをPart 2として書いておきたいと思います。 間違っているところなどありましたらどうぞご指摘ください。 1.SWAM の設計と従来の仕組み(... -
ストリング系物理音源のIR(Impulse Response)について(その1)
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ここで取り上げる物理音源は、Audio Modeling社のSWAM Stringsと、Sample Modeling社のSolo, Chamber & Ensemble Strings(以下、SCES)です。 以前より、ベートーヴェンのピアノソナタを打ち込む合間に、弦楽器の打ち込みについていろいろと検討... -
ピアノの打ち込み技術 ベートーベンの「fp」篇
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実はベートーベンのピアノソナタ8番「悲愴」を打ち込んでいてなかなか上手くいかなかったとろがあります。 それが冒頭の和音から続いて出てくる「fp」の処理についてです。 ピアノソナタ8番は1797年-1798年に掛けて作曲されており、使われていたピア... -
Beethoven Piano Sonata No.8 “Pathétique”
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昨年までかけて、ベートーベンのピアノソナタを最後の32番まで打ち込みました。 そして今年からは今まで打ち込んでなかった8番と14番に取り組んでみることにしました。 先ずは8番「悲愴」からですね。 30歳に至らぬ頃の作品だったようで、晩年の... -
ピアノ音源比較(2)
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現在ベートーベンのピアノソナタ8番(悲愴)を打ち込んでるんですが、進める前にこの曲でも音源の比較をやってみました。 ゴールドベルグ変奏曲のアリアではPianoteq8>Ivory3>Synchron D-274の順でした。pinoteqはさすがPCで計算されて発音しているよ... -
ピアノ音源比較(1)
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さて、今回バッハのゴールドベルグ変奏曲、アリアを打ち込んでいる際にアタックの強さが気になるという我が師のコメントがありました。 嘗てベートーベンのピアノソナタを打ち込んでいる時も時折そのコメントがあり、色々対処してみたんですが、どうも... -
Bach Goldberg Variations “ARIA” (Piano)
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バッハのゴールドベルグ変奏曲「アリア」のピアノ版です。 今まで弦楽三重奏、ハープシコードと打ち込んで来ましたが、ようやくピアノにたどり着きました。 当初、ピアノで打ち込んでみようとやってみたんですが、なかなかポリフォニーの処理が難しく... -
Bach Goldberg Variations ”ARIA”(Harpsichord)
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ゴールドベルグ変奏曲本来の曲名は「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」と記されてます。 今回は主題のアリアをチェンバロで打ち込んでみることにしました。 今ではグレングルード以来ピアノで弾くケースが大部分でしょうか... -
Bach Goldberg Variations for String Trio “ARIA”
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何とかゴールドベルグ変奏曲のアリアを打ち込むことが出来ました。 考えていた以上に弦楽三重奏というのは難しいんだなということを実感しました。 打ち込みながら感じたのは、それぞれお互い同士ソロの音がうまくなじんでくれないと、全く音楽になっ... -
ストリング音源の立ち上がりの遅れについて
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現在Schumannのチェロコンチェルトを打ち込んでおりますが、例のごとくストリングス音源の立ち上がりの遅れ調整に往生しております。 音価通りグリッドに合わせて打ち込んでも、それぞれの音の立ち上がりがグリッドからずれて遅くなってしまうんです。...