ようやく17番が仕上がりました。 「また暫くしたら聴きなおしてみましょう」という我が師のコメント付きですが。 三つの楽章の構成がきっちりと計算されており、そうはいってもそれぞれが特異的な美しさにあふれています。 これから進んでゆく先を一生懸命語っているような強い意志があふれているようで、本当に素晴らしい曲なんですが、少し疲れますね。
この名曲にはテンペストつまり{嵐}という副題がついているんですが、どうしてこれが「嵐」なんだろうなと思っちゃうんですよ。 本人が付けたわけではないはずですが、いろいろもっともらしい解説なされております。 シェークスピアの最後の戯曲「テンペスト」になぞらえるケースが多いんですが、「どうもな」という感じですね。 まあ符丁ぐらいに考えておいた方がいいんじゃないのかな。
曲名: piano sonata No.17 Op.31 No.2 ‘Tempest’ in D minor
音源: Ivory3
Audio file format: mp3(PCで直接聞かれる方)
YouTube: Piano Sonata N0. 17