今回はPiano Sonata No.21 in C major Op.53です。 かの有名な”Waldstein”ですね。 ベートーベンのピアノソナタの中でも好まれて聴かれる方も多いんじゃないかと思います。 様々な名盤も出ております。 でも聴くという視点ではなく、弾くという視点でみると、また様々な捉え方ができますね。
この曲も「まあいいでしょう」までにずいぶんかかりました。 なんと8ヶ月です! MIDIの技術も音楽力もまだまだレベルが低いのでしょうがないですね。
特にAttacaで第三楽章に続く第二楽章(10’44”-)のAdagioでつまずきました。 ある友人が「”Waldstein”の第二楽章で気に入った演奏になかなかお目にかかれない」といってました。 短い楽章なのでサラッといこうと思うとダメ出しがでるし、入れ込みすぎるとおかしくなるし、ずいぶんとまわりまわりしました。
もう一つ、ピアニストにとって21番の第三楽章後半にあるオクターブグリッサンドは、技巧的にも表現的にもなかなか難しいとされているようです。 でもMIDIで打ち込んでいる限りは、爪を痛めることもなく無事通過できました。
曲名:Piano Sonata No.21 in C major Op.53
音源:Vienna Synchron Concert D-274
Audio file format:mp3