パソコンは内部にデジタル信号をアナログ信号に置き換え出力する(DA変換)回路をもってます。 普通は、その回路でアナログ化した音声を内蔵スピーカーやイヤホーン・ヘッドホーンで聴いているわけです。 ですから、音質の違いはその回路や内蔵スピーカーの質で決まってきます。 Macはそのままでも、ほぼ大丈夫です(設定で更に良くなる!)。 Windowsの場合、一般にその多くが音楽をちゃんと聴くにはちょっと・・・というレベルです。 ですから、以下の手当をするか、ファイルをダウンロードして適切なプレイヤーでお聞きになることをお勧めいたします。
一番簡単に音質の良い音楽を聴くには、内部で処理しているDA変換を外部に出して、それに特化した装置で処理してしまえばいいのです。 方法としては、USB-DACやオーディオインターフェイスをパソコン側のUSBに刺して、その出力側にイヤホンやヘッドホン・外部スピーカー等をつなげば簡単に音質の良い音楽を聴くことができます。
この方法もピンキリですが、私のようにたいした耳を持ってない人間にはそんな高級な装置は必要ありません。 私はSteinberg(ヤマハの子会社)社のUR-22という昔からのオーディオインターフェイスをまだ使ってます。 これで十分です。 MIDI 入力もちょっと必要なのでこれを使ってますが、聴くだけなら手頃な価格のUSB-DACでいいと思います。 なお、室内で座って聴くのならイヤホーンよりもヘッドホーンか、スピーカーをお勧めします。 私の場合、モニター用としては主にAKGのへッドホーン、K712 proを使ってます。
もう一つの方法はHDMIケーブルでTVとPCとを直結してしまう方法です。 これですと、TVがPCのサブディスプレーになりますので、音質の良いスピーカーもそのまま使えます。 ただ、PCの解像度とTVの解像度が合わないこともありますのでPC側でTVの解像度に近い数値にしておけばいいでしょう。