Bach “Partita No. 1 Sarabande”

 ソロバイオリン音源を再検討してみました。 今、クロイツェルの打ち込みで使っているバイオリン音源は”Spitfire Solo Strings”に入っているものを使っております。 この音源は扱い方にしてもなかなか良いものだと思ってますが、時折音場と定位が不安定になることがあります。 つまりマイクポジションが突然遠くになってしまい、空間が広がってしまうんですが、原因が分かりません。 なんとかmidi control changeでレイヤーを変えたりして対応してますが、他の音源では経験しない現象です。 また、長音で強い音になってくるとうまく脱力ができていない音質になってくるようで気になっております。 多分自分の打ち込み技術の問題なんだと思いますが、ここで他のソロバイオリン音源を見直してみました。

 題材はご指導いただいている先生のサジェスチョンで、バッハの超有名曲、パルティータ1番のサラバンドです。 その結果いくつか持っている音源の中でも、Best ServiceのEmotional Violinが良い音を出しているので比較するために出だし八小節を打ち込んでみました。

音源1 Spitfire Solo Strings(Violin)


音源2 Emotional Violin

 音源1の方はどちらかというとシンセっぽく平べったい。 2の方はまだバイオリンらしい陰影があります。 クロイツェルのようにピアノと一緒だとわかりにくいのですがバイオリン単体だと差が出てしまいますね。 そこで音源2でSarbandeを最後まで打ち込んでみました。

    題名:Partita No. 1 in B minor BWV 1002  Sarabande
    音源:Emotional Violin(Best Service)
    Audio Format:mp3