閑話-16 ベートーベンのピアノソナタ 後期3曲の見直し

 この「DTMでクラシック音楽」を始めようと思ったのが我が師がリサイタルでベートーベンのピアノソナタ32番を選んで弾くことになった時でしょうか。 丁度師の構想に乗っかって打ち込んでいったらいいんじゃないかなと思いまして、恐れ多くもこの最後のソナタを題材として選んだわけです。
 
 結果としては、取りあえずはちゃんとピアノが弾けている程度で、音楽の出来としてはまだまだなというレベルでした。 その際もその内に又やってみましょうということになっておりました。 その後中期からだんだんと番号を上げてきまして、直近では念願の29番「ハンマークラビア」をなんとか仕上げられました。 いよいよ後期三曲のレベルを更に上げるべく30,31,32版の順に見直しを開始することにいたしました。 課題は「聞き手に響いてくるものを紡ぎ出すこと」という一段高いものになりました。

 さて、どんな音楽になりますことやら・・・。