現在ベートーベンのピアノソナタ30番を見直しております。 ようやく第三楽章にたどり着きました。 この楽章は主題と6つの変奏曲で構成されており、30番のメインになるんだろうなと思えるほど豊かに展開します。
只、弾くとなるとなかなか難しいところじゃないかなと。 案の定、我が師のコメントは一段とギアがアップ! 四つのトラックを各声部に割り付けてそれぞれの声部毎に音作り。 合わせては又修正の連続でかなり時間を掛けております。 中でも第5変奏はなかなか複雑な構成の駆け引きが駆使されており大変です。 29番も同様声部を分けて作ってたんですが、そちらの方はどちらかと言えば追いかけっこ。(行き着く先に大分迷いましたが) 30番の方はあちこちのワイガヤをいかに纏めるかといったところでしょうか。
考えて見れば、こんなに難しい曲をDTMを始めたばかりのまだ音楽力も心許ない時に手がけていたなんて。 今聴き直してみると、一応それらしくしくは弾けてる。 でも、各声部の役割が全く曖昧でピシッと決まってない・・・。 ということで、我が師の厳しい添削が入っているわけです。