ゴールドベルグ変奏曲のアリアをバイオリン、ビオラ、チェロのトリオで打ち込んでおろます。 シトコベツキーにより弦楽三重奏に編曲された譜を使ってます。 只、我が師のサジェスチョンで一部省かれていたバイオリンパートのスラーを復活させております。 理由はチェロの巨匠アンナ・ビルスマの「バッハのスラーはオリジナルに忠実に・・・」と言う主張にあります。(”バッハ・古典・チェローアンナー・ビルスマは語る”より)
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私自身、チェロを始めて何とかバッハのチェロ無伴奏に取り組むことが出来るようになった時に、1番プレリュードのスラーに様々な表記があることを知りました。 こりゃどうしたもんかなと困惑してレッスンの先生にお聞きしたことがあります。
このオリジナル譜に戻る!という発想は様々な音楽家が言ってるようでして、中村洋子さんの”クラシックの真実は大作曲家の「自筆譜」にあり!”という本にも述べられておりますね。
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