Samuel Barber “Adagio for Strings”

 昔、オリバー・ストーンの「プラトーン」を見たときにバックに流れていたこの曲が随分と印象に残ってます。 ケネディーの葬儀の際に使われたらしいのですが、そのこと自体大変なショックで、流された葬送曲には全く気がつきませんでした。

 今までピアノを打ち込んでいて、いつも先生に指摘されていることがあります。
それは「主題の動きをちゃんと頭に置いた、ソプラノ・アルト、テノール・バスのバランスを!」ということです。 その訓練のためにStringsのMIDI打ち込みに挑戦してみようと思いました。 音色の違う楽器のバランスをゆっくりした曲で勉強してみようということです。 Stringsの打ち込みには、一つの音の中で変化する音色をどう表現するか、つまり新たに”Expression”が必須になってくるのですが、この勉強もかねて取り組んでみました。

 Stringsの打ち込みとピアノの打ち込みとはだいぶ違うなと思いました。 ピアノは自分自身が弾いているという感覚で打ち込んでるんですが、Strinngsは指揮者になってそれぞれのパートを操るような不思議な感覚でした。 面白いですね。

 今聴くとバランスがイマイチのところ・アタックがちょっと雑なところなど、細かなところが気になりますのでポチポチ直してゆきたいと思っております。

  ・先ずは、バランスをちょっと手直ししました (2020/09/23)

   曲名:Samuel Barber Adagio for Strings
   Strings音源:Audibro LA Scoring Strings 2.5
   Audio file format:mp3