閑話– category –
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閑話ー32 ストリング系物理音源のIR(Impulse Response)について(その1)
ここで取り上げる物理音源は、Audio Modeling社のSWAM Stringsと、Sample Modeling社のSolo, Chamber & Ensemble Strings(以下、SCES)です。 以前より、ベートーヴェンのピアノソナタを打ち込む合間に、弦楽器の打ち込みについていろいろと検討... -
閑話ー31 Morley College Londonとピアノを愛する98歳の生徒さんの物語
知人で小さな出版社を営んでいる方から、英国・ロンドンにあるMorley College Londonでピアノのマスタークラスを指導している彼女の友人について紹介を受けました。記事の内容がとても興味深かったので、ここでご紹介させていただきます。(Google翻訳)... -
閑話ー30 ベートーベンのピアノソナタ 27番 – Zyklus –
クラシック音楽をコンピューターで演奏させることを楽しんでいるにもかかわらずチクルスという言葉を知りませんでした。 わが師から示唆されて初めてそういう言葉があることを知りました。 チクルス(ドイツ語で"Zyklus")とは「特定の作曲家の作品を連... -
閑話ー29 PIERRE BOULEZ SAAL ONLINE
以前我が師からバレンボイムのベートーベンのピアノソナタ・マスタークラスのレッスン内容がオンラインでみられると紹介されました。(PIERRE BOULEZ SAAL ONLINE) 若手のピアニストがバレンボイムにさまざま指導されております。 年会費50ユーロを払っ... -
閑話ー28 『Yes、Noh』 関直美
小さな出版社を経営している知人から最近出したということで一冊の本がが送られてきました。 "Yes, Noh Naomi Seki"という女性能楽師の半生を綴ったものです。 読んでみてびっくりしたのは、この関直美さんという方は全く別の世界から34歳でこの世界... -
閑話ー27 ベートーベンの弦楽四重奏曲 15番 第三楽章 – DTM
さて、今回の話題は、ベートーベンの弦楽四重奏曲第三楽章についてです。 先回はベートーベンの弦楽四重奏曲 第五楽章「カバティナ」を打ち込んで見ましたが、現在テンペストの打ち込みの合間に、15番の第三楽章の打ち込みをやっております。 ベート... -
閑話ー26 ベートーベンのピアノソナタ 17番 テンペスト
ここのところ暫く17番「テンペスト」を打ち込んでおります。今までトライしたことがなく全くの「初」打ち込みです。 あまりにも有名な曲(月光、テンペスト等)で、何やらちょっと気後れして避けてきたんです。 でも32番まで打ち込んでみて、いざ... -
閑話-25 ベートーベンの弦楽四重奏曲13番第五楽章 “Cavatina”
丁度今ベートーベンのピアノソナタ14番「月光」を打ち込んでますが、その合間に弦楽四重奏曲をやってみようかなと思いました。 さて、「弦楽四重奏曲」・・・、嘗てあまり好んで聴いてみようと思ったことがなかったんですよ。 ただ、長らくベート-ベ... -
閑話-24 ピアノの打ち込み技術 ベートーベンの「fp」篇
実はベートーベンのピアノソナタ8番「悲愴」を打ち込んでいてなかなか上手くいかなかったとろがあります。 それが冒頭の和音から続いて出てくる「fp」の処理についてです。 ピアノソナタ8番は1797年-1798年に掛けて作曲されており、使われていたピア... -
閑話-23 我が師のリサイタル ゴールドベルグ変奏曲
昨年の10月に我が師のリサイタルが三鷹芸術文化センター 風のホールで開かれ、ゴールドベルグ変奏曲全曲が演奏されました。 なかなか素晴らしい演奏でしたので皆さんと共有できたらいいなと思いましてYouTubeを以下に引用しました。 https://youtu.b...