二枚目のCDを焼きました。 今回は名曲といわれているベートーベンの「悲愴」、「月光」「テンペスト」です。 以前打ち込んであった三曲をわが師の監修のもと再度見直しました。 この見直しというのは不思議なもので、その時はこれでよかろうと仕上げたはずなのに、自分では気づかところにわが師の直しが入ってきます。 「なるほどなという思い暫し」といったところでしょうか。 今回は前回打ち込んだ以上に時間がかかりました。 楽譜には作曲家が指示すらしていない思いが隠されているんですね。 誰が弾いても当たりまえの演奏技術は別として、その隠された思いを演奏者が掘り出していくときに、その時々の思いがその取捨選択をしているんだろうと思うんです。

音源: Synchron Piano D-274
Audio file format: mp3(PCで直接聞かれる方)