何とかゴールドベルグ変奏曲のアリアを打ち込むことが出来ました。 考えていた以上に弦楽三重奏というのは難しいんだなということを実感しました。 打ち込みながら感じたのは、それぞれお互い同士ソロの音がうまくなじんでくれないと、全く音楽になってくれないということなんですよ。 生楽器のアンサンブルでしたらなおさらのことでしょうね。 曲の流れは聴く分には大変易しく追いかけられるんですが、いざ打ち込みとなるとなかなか納得できるバランスが構成できないんで往生しました。 比較にもなりませんが、かのピアニスト、ランランはこの変奏曲を演奏するのに20年以上を掛けて研究して収録に臨んだということのようです。 さて、この変奏曲の基本になるアリアですから、また暫くしたら見直していきたと思っております。
さて、今回の打ち込みには同じメーカー(BEST SERVICE社)のEmotionalシリーズのソロ音源を使ってみました。 どちらかというと今回はあまりバイブレーションを使いたくなかったんですが、ノンバイブのパッチの音があまり適切でなかったのでバイブレーションの掛かったパッチを多く使っております。
曲名:Goldberg Variations for String Trio “ARIA”
(Transcription by Dmitry Sitkovesky)
音源:Emotional Violin、Emotional Viola、Emotional Cello
Audio file format:mp3(PCで直接聞かれる方はご参照ください)